もしかしたら、技術者という人たちは「相手に合わせて自分を変える」ことより
「自分を持ち続ける」に価値を見出す人たちなのかもしれない。
「営業は自分を殺さないといけないけど、技術はそれをしない(できない)」っていう
父の言葉が再び。しかし彼らは自分を保つためのすごい努力と忍耐をしてきてると思う。


というわけで未熟な私は上司が変わったってだけで、自分を半殺しにして
現場歩きの時間より、図面と部品表とのにらめっこ時間を激増させてる。
分かろうとすることに意味があるようです。
それが何となく、たいまつを持ってダンジョンを彷徨ってる気分でおもろい。
見えてなかったところがだんだん見えてくるような。


「なぜそこで難色を示す!?」って思ったことも
「それはどういう意味!?」って思ったこともだんだん理屈が分かってきた。
やっぱり口下手な人たちやと思う。せっかくの善意、意図が伝わりにくい。
(上司は最近私の「?」に気付き始めて、色々言い直してくれるようになってきた)


技術者な社長様は、無言で新しい注文書をくださいました。
つまり昨日の説明でOKってことですかね!?言動がいぶし銀過ぎて伝わりません。