最近やっと読み終わりました。マイケル・J・フォックス自伝。
ほんまにさわやかな感じやったし、ショービジネス特有の辛さも描かれていたように思います。


今やから少し印象に残ったのは、彼が人手に渡した過去の住居のこと。
その件については代理人や仲介業者にまかせっきりにしていたそうです。
そしたらある日、彼は住居が公告されていた状態と違うと訴えられてしまいました。
そしてあれこれ訴訟のことを調べて初めて彼は自分が何も把握していないことに気付きました。


そもそも数字の嫌いな彼は、請求書関係の話も全て外注。
競争の激しい芸能界で生き残るための努力をする時間や家族のための時間
最終的には病気の治療のための時間を多く取れるようにしていたそうです。


専念したいこと(苦労して手に入れた仕事)があって雑事をプロに外注しているのですから
合法的に問題がないようにしてくれてると思っていたはず。
もちろんそれが甘いと言ってしまえばおしまいですが
それで訴えられてしまうなんて「まさか」という反応だったのではないでしょうか。


彼が裁判の場で仲介業者の責任について言及したのかまでは分かりません。
でもこういう場合でも業者のせいにするな、と言えるのかな
と最近のニュースをざっと見ていて思いました。